大雪の時に車が立ち往生したらどうする？対処法と予防策を解説！

生活
CA3F0597
2024.11.24

本格的な冬のシーズンが到来すると寒気の強さで大雪になる事もあります。

そして大雪の時には毎年のようにどこかで車が立ち往生し、何日も動きが取れないというニュースが飛び込んで来ます。

自然の力の前では車を運転するドライバーにとっても太刀打ち出来ず、危険な状況に陥ってしまう事もあるのです。

この記事では、そういう大雪の中で車が立ち往生した場合の対処法と、事前に取っておくと良い予防策を解説したいと思います。

※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

車が立ち往生したら

車を運転中にみるみる大雪となり、前を走っていた車がスリップして道を塞いだりするなど、予期せぬ状況に遭遇すると、そのまま立ち往生し、前に進む事も引き返す事も出来なくなる事があります。

私自身も過去に１度だけ立ち往生に遭遇しました。

トレーラーがスリップして道を塞ぎ、前にも後ろにも行けない状況になり、解除に約半日かかったのを覚えています。

では立ち往生したらどのようにすれば良いか、その対処法は以下の通りです。

安全を確保しましょう

大雪の中で車が立ち往生したら、まず行なう事は自分や同乗者の安全を確保するという事です。

可能であれば車を安全な場所に移動させたり、雪で視界が悪いため後続の車に衝突されないためにハザードランプを点灯させます。

もし、車外に出る場合は他の車や外の状況に注意し、慎重に行動しましょう。

助けを呼ぶ

大雪が降り続ける中で立ち往生が続くと命の危険に晒される可能性もあります。

携帯電話などで警察などに連絡し、現在の位置や状況を伝えて救助を要請しましょう。

家族などにもその状況は伝えておいた方が良いと思います。

車内での過ごし方

大雪となると救助隊がすぐに来れない場合もあります。

いつ来るかわからない救助隊を待つ間は車内に閉じ込められた状態になります。車内に排気ガスが入って来ると一酸化炭素中毒になったりしますので、定期的に窓を開けて換気をしましょう。

特にマフラーが雪で塞がれると排気ガスが車内に入って来る可能性も高くなるので、マフラーが雪で埋もれないように時々チェックする事も大切です。

毛布や防寒具があれば使って、体温が下がらないようにしましょう。


立ち往生を防ぐための対策

雪はいつどんな量が降るかは自分の判断だけでは見通しが立たない事もあります。

いつそのような状態に遭遇しても良いように予防策を講じておきましょう。

車のメンテナンス

冬に備えて車のメンテナンスを行なう事は万が一の立ち往生を防ぐための対策として基本的な事だと思います。

タイヤはスタッドレスタイヤに交換し、空気圧や溝の状態をチェックしておきましょう。

また、バッテリーのチェックや冷却水、エアコンの状態なども点検しておきましょう。

雪に対する装備の準備

雪が降る降らないに関わらず、冬に必要な装備を準備をしておきましょう。

例えば、タイヤチェーン、スコップ、牽引ロープ、毛布や寝袋、非常食、飲料水などがあると安心だと思います。

また、近くにトイレがない場合も想定して、携帯用のトイレもいくつか準備しておくと良いと思います。

私が立ち往生に遭遇した時もトイレに困りました。幸い昼間だったのでそこら辺で用は足しましたが、女性は結構な距離を一番近い道の駅まで歩いて行っていました。

夜間や朝方で大の方だったらと思うとゾッとする話でもあります。


天気予報の確認

車を運転する前には天気予報を確認し、悪天候が予想される場合は運転を控えるなど、対策をしましょう。

どうしても外出が必要な時は、天気予報の特に寒気の状態をチェックして、強い寒気が来る前に早めに出発したり帰宅するなど、余裕を持ったスケジュールを立てるようにした方が安全だと思います。

燃料の節約

立ち往生が長引くと車の燃料も消費してしまいます。

出発前に燃料をしっかり給油しておく事も大事ですが、もし立ち往生に遭遇したらエンジンをかけっぱなしにせず、必要な時だけエンジンをかけて暖房を使うようにしましょう。

エンジンを止める時間が長すぎるのもバッテリーあがりになったりしますので、状況や時間を確認しながら適宜エンジンをかけたり、切ったりしましょう。

他の車との協力

車が連なると他の車も立ち往生の中にいますので、協力しあう事も必要になって来ます。

情報を共有したり、助け合って脱出を試みるなど、出来る事は協力して乗り越えるようにしましょう。

身体管理

大雪が降ると非常に寒い中で過ごす事になりますので、体温も低下しやすくなり、低体温症など体調も崩しやすくなります。

定期的に身体を動かして血行を良くし、凍傷や低体温症を防ぐように気を付けましょう。

定期的な水分補給も忘れないようにしておきましょう。


まとめ

大雪の中で車が立ち往生するという事は普段からはなかなか想像出来ないかも知れません。

しかし実際には毎年のようにどこかで立ち往生が発生しており、誰にも起こり得る事でもあります。

そうした予期せぬ事態に遭遇しても適切な対処法と予防策を知っておけば、危険な状態も最小限に抑えられると思います。

私が遭遇したように同じような経験者の話を聞いたり、テレビなどでの対応策の解説から情報を得たりして知識を深めておくと良いと思います。

起こってから慌てるよりも、しっかり準備をして来る冬に備え、安全な運転をしましょう。