冬の季節で大雪の日の過ごし方は?昔と現代の違いと注意点を解説!

生活

近年は暖冬と言われる年が多くなり、ひと昔前のようには大雪も降らなくなって来たと思います。

しかし、同じ日本でも北日本ではまだまだ豪雪地帯も多く、また西日本であっても時々ゲリラ豪雪のように大雪が降る事もあります。

そういう大雪の日には外出もままならない事もあります。

そんな時はどのように過ごしているのでしょうか。

この記事では、昔と現代の冬の過ごし方について解説をしてみたいと思います。

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昔の冬の過ごし方は?

今と違い昔はコンビニなどもなく、大雪になれば買い物にも行けなかったりしていました。

私の生まれ育った地域でも大雪で学校へ行く事が出来ず休校になったりした覚えがあります。

そんな寒い日に昔はどのように過ごしていたかを見てみたいと思います。

暖を取る方法

現代のようにエアコンが当たり前に家にある時代ではない時を過ごして来た人は、暖を取るために囲炉裏(いろり)や火鉢(ひばち)などが使われていました。

囲炉裏は家の中心に作ってあり、家族がその周りに集まって食事をしたり、一家団らんの時を過ごしたりしていたのです。

火鉢は少し重いものの持ち運ぶ事は出来たので、部屋ごとに移動させたりして使っていました。

食事

昔は大雪の日には保存食が重宝されていました。漬物や干物、味噌や醤油などの発酵食品が主な食材で、これらは長期の保存が可能でしたので、冬の間は貴重な栄養源でした。

我が家では昔は一番大雪の降る節分の頃に寒餅をつき保存食として食べていたようです。

今と違い昔の家は密閉性もなく、隙間風が入り込むような家なので、家の中も寒く冷蔵庫のような状態でしたから食品の保存には適していて、寿司や餅にカビが生えたり傷んだりという事もなかったようです。

屋内での過ごし方

今と違い昔の人達は家の中でテレビゲームをしたりするという事はありませんでした。

まだそのような物の普及のない時代ですので、冬の時期は家の中での手仕事を大切にしていたのです。

編み物や織物、木工などを行なって過ごし、家族が協力して冬を乗り越えていました。

昔話や歌などで家族の絆を深める時間も大切にしていたのです。


現代の過ごし方

今のように便利でない昔の人の冬の過ごし方に対して、現代の過ごし方はどのようになったのでしょうか。

以下にその変化を書いてみました。

暖房設備の進化

現代では、エアコンや床暖房、電気ストーブやファンヒーターなど、様々な暖房器具が普及し、耐震装置やタイマー機能、人感センサーなどと進化を続けています。

その暖房器具のおかげで家の中全体を均一に暖める事もでき、快適に過ごせる環境が保てています。

家の構造も昔のように隙間風が入り込む事も少なくなり、暖気が外に漏れる事もなく快適に過ごせるようになったのは現代に住む人達の特権とも言えますね。

食事の多様化

昔は保存食で冬を乗り越えたのに対して、現代は食生活がとても多様化しています。

スーパーマーケットやコンビニなどで簡単に食材を手に入れる事ができ、冷凍食品やインスタント食品などが充実しており、デリバリーサービスを利用する事もできるので、料理をしなくても食事には困らないという事もあります。

デジタルの普及

現代はインターネットやスマホなどが普及し大雪の日でも様々なエンターテイメントを楽しむ事が出来ます。

映画やドラマも家にいながら見る事が出来ますし、オンラインゲームやビデオ通話、SNSでの交流など、昔のアナログな時代と違った楽しみ方が出来るようになりました。


大雪に対する注意点

大雪の日に気を付ける事として様々な注意点があります。

便利になった現代でも自然の力の前には太刀打ち出来ない事もありますので、しっかりと準備と対策をしておきましょう。

停電への備え

大雪の日に停電する事は今も昔も変わらずおこります。

停電になればインターネットやオンラインゲームなども出来なくなります。

雪の重みで電線が切れるなど、予期せぬ事態になったりしますので、停電に対する備えをしておく事は大切です。

懐中電灯や予備の電池、携帯電話の充電器、非常食や発電機などがあれば安心です。

屋外の安全確保

大雪の日に屋外に出たり移動をする事は危険が伴います。

道路は雪が深くなり歩きにくくなったり、凍結して滑りやすくなったりし、視界も不良になるので溝がわからなかったり障害物にぶつかったりという事も想定出来ます。

なるべく屋外での移動を避ける事が望ましいですが、どうしてもという場合は、防寒対策や滑り止めの靴を履いたりという対策を取って行動しましょう。

健康管理

寒さに対する適応能力は個々で違うと思いますので、自分に合った室温の管理や衣類の調節をして、体調不良になるのを防ぎましょう。

また、暖房器具を使うと室内が乾燥しますので、加湿器を使って適度な湿度を保ったり、水分補給も忘れないようにしましょう。


まとめ

今と昔では大雪の日の過ごし方はかなり違うと思います。

しかし、どちらも自然の力に対してその時代のやり方で対策をする事で乗り越えて来たのです。

現代の便利な生活環境の中でも、昔の知恵も取り入れたりして対策をする事でより安全に過ごせるようになると思います。

大雪が降る前にしっかりと備えをして、そういう状況になっても落ち着いて行動出来るように対策を立て、寒い冬を乗り越えて行きましょう。