いつの頃か日本は地震大国と言われるようになって来ました。
地震以外にも、台風や水害などの自然災害も多く発生しています。
そうした事態に見舞われた時に、慌ててパニックになると避難もうまく出来なくなってしまいます。
それを解決するには日頃から自宅で避難訓練をおこなっておく事だと思います。
この記事では、自宅で出来る避難訓練について解説したいと思います。
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避難経路の確認と設定
まずは家族全員で避難経路を確認しておくのが良いと思います。
その時に、道路や橋が崩壊して通れない事も想定されますので複数の避難経路を設定しておけば安心出来ます。
避難経路は自宅の中も考えておくとより安全です。
家具などの物が倒れたりするので、極力そういう場所を通らずに避難出来る経路を決めましょう。
更に夜間となると危険度は増しますので、懐中電灯の位置もしっかりと確認しておきましょう。
緊急持ち出し袋の準備
災害時にすぐに持ち出せるように緊急持ち出し袋を準備しましょう。
必要な物品のリスト
緊急持ち出し袋に入れる持ち出し品のリストとしては、水、非常食、医薬品、懐中電灯、ラジオ、充電用バッテリー、現金、重要書類のコピーなどがあります。
中身を定期的に点検して、賞味期限や使用期限が切れていないか確認しましょう。
家族間の連絡方法
これまでの災害時でも通信網が途絶された事は何度もありました。
スマホなどは使えなくなる可能性もあるので、家族間の連絡方法を事前に決めておく方が良いと思います。
例えば、無線機や公衆電話の活用です。
また、家族が離れ離れになった際に落ち合う場所を複数決めておくようにしましょう。
避難訓練の実施
学校や職場などで避難訓練をした経験はあるかと思いますが、災害時に備えて自宅でも避難訓練をしておく事は家族がスムーズに避難するためには大切な事です。
シナリオの想定
地震や火災など、起こりうる災害の場面を想定したシナリオを設定しましょう。
訓練の実施
設定したシナリオに沿って、実際に起きた災害場面に基づき避難訓練を行います。
この時実際に、避難経路を確認しながら緊急持ち出し袋を持って避難してみましょう。
振り返りと問題点の把握
実際に避難訓練をしてみて、あとで振り返り、問題点や改善策を話し合い、よりスムーズに避難できるように考えておきましょう。
地域との連携
私の住む地域でも避難訓練は実施されていますが、そういう地域の防災訓練に積極的に参加して地域との連携を深める事もとても大切な事です。
避難経路の確認や近隣住民との連絡を取り合うなど、災害時に協力して助け合えるようにしておきましょう。
まとめ
自宅で避難訓練を行なう事は、様々な災害が起きた時にとても有効な経験となります。
災害はいつ起こるかも、どんな規模で起こるかも予想がつきません。
冷静に判断し、スムーズに避難するという事が出来るまで繰り返し訓練をしておくと良いと思います。
家族や地域との協力と、命を守るための行動がスムーズに出来るように、ぜひ自宅でも避難訓練を行なっておきましょう。